お家の点検方法その1

4月に突入。新年度スタートですね。
私事ながら私の娘も、この春から大学生になります^^

花粉症も少しだけ和らいだと感じるのは私だけでしょうか?
まだまだ油断大敵ですし、ヒノキも持っているのでまだまだこれからです・・。

今日のブログはお家点検(外部)について

点検その1
外壁 塗装の場合・・・サイディング、モルタル外壁、パネルに問わず手で擦って手が白くなるようでしたら
           塗装としては大分劣化が進んでいる状態です。目視により塗装にひび割れや膨れ等が
           発見できた時は塗装やその他外壁自体に劣化が進んでいるものと考えられます。

   タイルの場合・・タイルが張ってある外壁の場合、手に入るようでいたらホームセンター等売っている打診ハンマー
           を手に入れて頂き、打診検査(タイル表面を打診ハンマーを転がすように打診)して頂き
           重い音、軽い音(ビキビキ→ピキンピキン)と変化があるようでしたら、それはタイルが浮いている
           (接着が甘くなっており空洞が出来ている状態)になります。とにかく打診検査で音が変わるような
           部分があるようでしたら、それは異常の可能性があります。また目視においてタイルのひび割れ・剥落
           が発見できましたら早めに処置されることをお勧めいたします。

防水 シーリング材・・外壁の目地や建具廻りに使用されている。ゴム状の弾力のある物質。それがシーリング材になります。
           点検方法は目視・触診です。目視は破断、剥離、ひび割れ等が見受けられるようでしたら打替え時期に
           なります。触診はもともと弾力があり、その追従性により建物の気密性、水密性を維持していますので
           指で押して固いようでしたら打替え時期が近いと捉えて下さい。

屋上・ベランダ防水・・ともに各種防水(塩ビシート・ゴムシート・ウレタン塗膜・FRP)がされていることと思われます。
           目視により破断、破損、ひび割れ、膨れが発生しておりましたら、雨漏りが起こる前に処置して下さい。
           硬質ではない弾力がある防水ですとシーリング材同様に固くなってきていると動きに追従できなくなり
           寒暖差での伸び縮みや地震等での動きに対して破断破損の可能性が高くなるので更新時期が近いと
           思ってください。そして手で触ってやはり白くなるようでしたら、防水の保護材(トップコート)の
           性能が低下しております。専門家に見て頂いて保護材の更新が必要か判断してもらうと良いと思います。

以上が大まかではありますが、お家の点検その1になります。また次の機会に他の部位や部材の点検方法を、書いていきたいと思います。安全注意事項になりますがくれぐれも高所等の危険な箇所の点検は専門家にご依頼ください。

 

2021年04月02日